一級建築士事務所 設計本舗・W
日記

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パラダイス

更新日: 2011年2月12日

11.02.12

写真はお隣り立川市の南部を走る根川緑道にいたアオサギです。「グレーの翼に頭に黒の隈取り、淡いオレンジ色の嘴、」となかなかスタイリッシュな姿。体調は以外に大きく70㎝ほど。あまりに近いところで(2m位)見ることができたので、あわてて持っていたデジカメを取り出しパチリ。ところが当のアオサギはこちらを恐れることもなく悠然と水の中を歩いて行きます。

さながら孤高の哲学者か・・?。いやいやよく見るとその目は水中の中を注意深く見つめています。狩をする野生の目。
そういえば、昨日の新聞に鳥の祖先が恐竜であった事が証明された記事がありましたが、まさに太古から受け継がれたハンターの目でした。

さて、この根川緑道、名前の通り根川という立川市の南部を多摩川と平行してはしる川幅2メートル程の用水路沿いの緑道で、両岸を公園状に整備された散策路となっています。
この緑道のいいところは散策路のレベルが川面に近く親水性の高いこと。加えて河岸も水草などが植えられ自然に近い状態に整備されており、ところどころに両岸を繋ぐ飛び石や休憩用の四阿(アズマヤ)も設置されています。深さ30㎝程の水の中に目を向けると、澄み切った水の中には小魚の群れをはじめ50㎝はあろうかと思われる鯉も悠々と泳いでいます。

それゆえ、水草や小魚、水生昆虫などの水辺の生物を餌として、このアオサギのような多くの水鳥の姿も身近に目にすることができます。春には両岸に植えられた桜並木も楽しむことができ、多くの市民の憩いの場となります。