救世主

毎日すぐれない天気が続く中、早くも沖縄では梅雨明けが発表され、東京でも天気予報の中で熱中症情報と共に夏日の言葉も聞こえ始めました。いよいよ夏到来か。

春の訪れと共にひと段落したかに思えた計画停電も、浜岡原発の停止に始まり関西電力の１５％節電の表明を機にこの夏再び現実味を帯びてきてきました。毎日のようにテレビでは家庭での節電と節電術の達人の紹介ビデオが流れています。
その中で、ここ何年か注目を集めているのが写真のゴーヤ。

我が家でも今年は本腰をいれてグリーンカーテンに挑戦。例年今年はやってみようと思いながら、なかなか重い腰が上がらなかったのですが、今年はたまたま種を譲り受けたこともあり、現実の話となりました。実はこの種を貰う前に近くにあるホームセンターに苗を求めて行ったのですが、今年は皆さん同じ事を考えられたようで、例年よりも早めだったにもかかわらず売り切れ欠品状態で次の入荷の予定もわからない状態。そんな事であきらめかけた時の種でした。

暫らくトレーに水を含ませたティッシュに蒔いて発芽を待ち、発芽を確認してプランターに植え替えた次第。いつもならずぼらで水遣りを忘れて枯らしてしまうところ、幸いこのぐずついた天候で水遣りする事無く無事ご覧の状態にまで成長しました。
これから少し間引きして二本ほど残して里子に出す予定。

ここまでくればあとはグリーンカーテンによる節電と、できた実による節約の一石二鳥を願って我が家の期待の救世主に願い懸ける。とはいえ、今日で東日本大震災から3ヶ月が過ぎました。
遅々として進まぬ復旧作業に、見えてこない復興策。はたまた迷走を続ける原発問題。
この窮状の中、この国の救世主は何時現れるのか・・・。