星に願いを・・

一昨日から私の住む国分寺（第３G）でも計画停電が始まりました。
停電初日が最終組（１８時～２２時）にあたり、東京に出て来て以来
初めての夜の停電となりました。
明かりのなくなった街に月が昇った時、月明かりがこんなに明るかった事、
すっかり忘れていました。
そんな月明かりに誘われるかのように庭に出てみると満点の星空。
これまで東京では見た事もないほどの星が空いっぱいに輝くのを
目にした時、この未曾有の災害で犠牲になられた方々が最後のお別れに
来てくれたように感じた瞬間でした。
その星々のまたたきは「しっかり生きて」とささやいているようで
残った私達に勇気を与えてくれていると思った瞬間でもありました。
この時、この試練を受け入れ、しっかりと立ち向かわなければいけないと
思えるようになりました。

テレビでは、連日被災地の厳しい現状が映し出されます。その度に
「頑張ろう」という言葉がかけられます。これまでこれほどにこの「頑張ろう」と
いう言葉が辛く思えたことはありません。
その言葉の影にある悲しみがあまりにも大きすぎるから。
でも、送られてくるそんな厳しい画の中にも、生きようという強い心、
明日への光と力が芽生えてきたのも見え始めました。
この災害をけっして忘れる事無く、しかし恐れる事無く、力を合わせて
乗り越えていきましょう。
被災された方々、いや、私達日本人全ての瞳の中に再び希望の星が
輝く日まで・・。

この災害で被災された多くの方々に心からお見舞い申し上げます。