街のミケランジェロ

久しぶりのお天道様に誘われ朝から近所をうろうろする。朝のウォーキングを日課としているのですが、雨が続くとすっかりご無沙汰になってしまう。とはいえ朝の空気は気持ちがよい。身体の奥からすっきり透明になるような気がする。
さて、この写真ぶらぶらついでのお土産写真。
「スワッ化石！」っと朝の空気が脳ミソを突き抜ける。あにはからんや、石の彫刻。見ればあたりの石にも何やら色んな生き物が彫られている。石の中から這い出た様な彫刻達。
石の中からダビデの声が聞こえたと言ったミケランジェロの際会か？それとも何かの暗号・・ダビンチコード？はたまた気まぐれ？
実は、この彫刻近所にある養護老人ホームの遊歩道に置かれたもの。目的はよく分からないけれど、散歩に疲れた体と心にちょっとやさしい。街の芸術家のさりげない心遣い。
こんなさりげない心遣いが、街を育て人を育てて行くのでしょう。