一級建築士事務所 設計本舗・W
日記

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真夏の世の夢

更新日: 2009年8月9日

テント

夏休みもそろそろ折り返し点。我が家の隣の小学校では毎年恒例の「夏休み子どもキャンプ」が開かれました。
当日は、テントが張りあがった頃から雲行きが怪しくなり、夕方にはすっかり雨模様。雷まで鳴り出し「このままでは、今年は中止かな」と心配しましたが、思ったほどの雨にもならず、九時頃にはほとんど上がり、予定通りお約束のキャンプファイヤーに子どもたちの歓声が響いていました。
この集いは、自主参加で行われており、年々参加者が増え今年は130名余りとなったようです。
会場は、写真で分かるように学校の校庭を使いますが最近のテントの出来具合には、ただただ驚くばかり。指導者の説明を聞きながら子供達で張っていきますがちょっと目を離しているうちにご覧のとおり。あっという間に出来上がり。おまけに床もスノコ状の高床式になっていて、少々の雨でもなんのその。私が子どもの頃に使ったテントなどは、誰かが支柱を引っ掛けるとすぐにペシャンコになったり、少し雨が強くなると防水用に周囲に掘った溝を越えてテントの中まで雨が浸み込み大騒動になったものです。
とはいえそれもお楽しみの一つ。誰気兼ねなく友達と一夜を過ごせた良き思い出です。私は、夜更かしが苦手で真っに寝てしまう口で、今振り返れば、本当の夜の楽しさを満喫したとは言えなかったのでしょう。
最近の子供は宵っ張りが多いのか、今回も子供たちの声は明け方まで続き、一睡もしていない子もいたようですが、真夏の一夜、子供たちはどんな夢を見たのか、はたまたどんな夢を語ったのか・・・。
それにしても、夜通しボランティアで付き添われた父兄の方々のご苦労には、本当に敬意を表しますし、この子達の成長が父兄の方々の真夏の夜の夢と言えるのかも・・。