毎日が記念日

日本では、毎日が何かの記念日らしく、ちょうど1週間前の日曜日
11月22日は、「いい夫婦の日」だったようです。.
そこでご覧あれ右の写真。しっかりと寄り添って立つ二本の木。
まるで夫婦のようではありませんか。青々と葉を茂らせている方は杉のようで、黄色く色づいた方は銀杏。周囲の木々が葉を落すこの季節、特にその美しさが生えます。
黒々とした樹皮に青々とした緑、まっすぐに伸びた幹は雄雄しさを感じますし、銀杏の方はといえば灰色がかった色白の幹に、華やかにまとった黄色い葉。艶かしささえ感じます。
今は枝も落とされたので分かりませんが、以前は杉の方はもっと高さもあり、枝ぶりもよかったので本当に銀杏を抱き寄せているように見えたものです。
とはいえこの二本の木、いつからここにあるのやら。
ここは以前ＪＲの鉄道学園のあった跡地で、現在は都立の「武蔵国分寺公園」の外環道路脇の緑地帯となっています。
元からあったものなのか、その時移したものなのか。真相は定かではありません。
ともあれ私にとっては、心和むわが町の自慢の風景です。
まだ認知度が低いのか訪れる人は誰もいませんが、恋に恋する若者達だけではなく、熟年離婚の危機を抱えた我が同胞達もこの晩秋の空に寄り添いながらも凛と立つこの二本の樹を訪れれば何か縁結びの御利益があるのかも・・・。
ちなみに今日11月29日は、「議会開設記念日」であり「いい肉の日」であり「いい服の日」だそうです。