一級建築士事務所 設計本舗・W
日記

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憩いの一時

更新日: 2013年4月16日

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 カミサンが2度目の手術のため入院した。半年前に仕事から帰ってきたところで転んで折った手の甲の骨の再手術です。再手術といっても今回は前回骨を固定するために入れたボルトを取り出す手術で入院も二三日ですむようです。

さて、写真はそのカミサンが入院している病院のすぐ脇を流れる玉川上水です。東京の都下に住む方ならたいていはご存じの用水路で、東京西部を流れる多摩川の上流羽村の堰で取水し四谷大木戸までの43㎞を流れる用水路で江戸町民の飲料水のための用水路(上水道)として1654年に完成しました。都西部の9市4区を縫って流れており現在も三鷹市までの流路は両岸に遊歩道を設けた散策路として整備され平成15年には国の史跡にも登録されました。文学好きの方なら太宰治の最期の地としてご存じの方も多いと思います。新緑の季節、小川のせせらぎを耳にしながら木洩れ日の中を散策するのも都会の中で生活する者としては贅沢な憩いの一時といえるでしょう。因みに、タイトルの「憩いの一時」はカミサンが入院したからという意味ではありませんので誤解のないように・・・。