一級建築士事務所 設計本舗・W
日記

ARCHIVE

ご利益

更新日: 2009年12月13日

タクリー号

ここのところよく目にするのが、写真の車(?)。
タクリー号といい、明治41年に時の「自動車の宮様」と呼ばれた有栖川宮威仁親王が、ドライブで多摩地区にお見えになった時に昼食で立ち寄られた谷保天満宮にそれを記念(100周年)してここ谷保天満宮に最近お目見えしました。
谷保天満宮は菅原道真公を祀った神社で、地元では梅園を始め、壺焼き芋、またまた野暮天の語源となったということでも有名な神社で天神様ゆかりの学業の神様としてだけでなく、宮様を縁として交通安全の神様としても慕われています。我家でも初詣は、毎年ここにお参りしますし、子供のお宮参りも七五三もここでお世話になりました。
この写真は、今年の9月に撮ったものですが、先週の日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」で紹介され、今日の朝日新聞の多摩版でも紹介されています。
「ぶらり~」では、俳優の石丸謙二郎さんが旅人として沿線の各地を訪れそこで目にしたものを紹介していたのですが、この日は「多摩モノレールの旅」地元の私にとっては、「多摩モノレールのどの駅からここまで着たんだろう。随分距離はあるだろうに・・。これじゃ、ぶらり徒歩の旅(長距離編)だなぁ。真に受けてモノレールなんか乗ったりしたら、一苦労するのになぁ。」と思うことしきり。
いくら沿線に画になるところが少なかったとはいえ、沿線案内番組なんだからもう少し事前の現地調査(勉強)をしてから作っていただきたいものです。
番組を見て訪れてみようと思われた方は、JR南部線「谷保駅」を利用されることをお奨めします。ここからなら徒歩5分程度です。谷保駅は、多摩モノレールの停車駅でもあるJR立川駅から出ていて立川から3つ目の駅になります。JR国立駅からバスも出ています。
さて、今日の新聞では、ここに集まる自動車愛好家の人たちの話として、「車みこし」(?)なるものの製作基金の創設検討中なる記事。なにやらイソップのロバ売り親子の寓話を思い出してしまいました。ちなみに谷保天満宮は、天神様の神社ですから学業の神様です。ご利益あれ!