小さい秋見つけた
更新日: 2014年9月15日
ようやく天気も落ち着き、爽やかな三連休を迎えたところでの季節の便り、ご存じ赤とんぼ。
写真は、昨日の午後に撮ったもの。三連休の中日、すっかり秋らしくなった日差しに誘われ、庭に出ようかどうかと思っていたところに音もなく飛来。しばらくテーブルの上でホバーリングした後、ご覧の手製の椅子の背もたれに着陸。大きな目をキョロキョロさせた後、透明な羽をへの字に伏せると真紅の腹を午後の陽に見栄を切るように突き上げて一休み。その鮮やかな赤い色に魅せられて急いで庭に出て1枚。
とにかく我が家の夏場の庭の蚊の多さには困ったもので、無防備に庭に出ようものならあっという間に蚊の餌食。蚊にしてみれば動く食べ放題バイキングツアーみたいなもんで、どっと集まり気が付けば手も足も黒い斑点状。おまけに、ここのところ毎日のようにテレビで流れるデング熱の事もあり、必要のない限り庭には出ないようにして、やむなく出る時も長袖、長ズボンに長グツの完全武装。さわらぬ神に祟り無し。
そんな訳だから赤トンボの飛来は、季節の変わり目のうれしい知らせ。おまけにトンボだから蚊だって捕ってくれる。ありがたい限り。何せあの飛行能力に加えて大きな目の広い視野。なにやら真後ろ以外の、ほぼ360度見えるらしいから頼もしい事このうえなし。これで我が家の庭にも平穏な時間が訪れること間違いなし。いよいよ庭遊びの季節到来。
朗報と言えば、同じ「目」繋がりでIPS細胞から作った網膜細胞の移植手術が成功したニュース。再生医療の新たな1歩が踏み出された。医療の現場に大きな希望の灯りがともり、大きく視野が広がった。
そんな中、同じ視野でもこちらは残念なニュース。大手新聞社の度重なる誤報問題、担当記者の思い込みが発端のようだが、こちらは、色メガネで見る事のない広い視野での報道が望まれますね。